12月4日 (木) 「1打の重み」とGolf Tournamentの面白さ 投稿者 Kato/niigata
今年のLPGA Tournamentも南国宮崎C.Cでの恒例の“Tour Championship Ricoh戦”で年間37試合を消化して無事に閉幕しました。
今年のこの最終戦は何と話題満載の素晴らしいTournamentになってしまい、Golf fanにとって本当に興味津々のものでした。
「1Stroke」や「順位」が大きく物を言った点本当に興味深いものでした。
特に、この試合の展開結末によって今年の「賞金女王」が決まることになるとはLPGA Memberの実力伯仲、層の厚さ、人材の豊富さの所以なのでしょうか・・・・
今Seasonの賞金Rankingは当初「World Ladies Championship戦」に優勝した福嶋選手が走っておりましたが、その後復調され「日本女子Open戦」の最終日に志保ちゃんと同じ67を出し、「1打差」で宮里選手を抑えて「優勝」し、年間2勝したうえ堅実なPlayで上位を重ねた李 知姫選手が最終戦の前までTopを維持しておりました。
今季の彼女は福嶋、横峯、志保ちゃんと競い、平均Stroke70.88でTopであり、かつ、Par Save率も1位(87.90)、Par On率(73.46)3位、平均Putt数(1.78)も3位で大技小技とも実力十分で、総合No.1の成績を挙げておりました。
その李選手は最終戦に「あと1Stroke」少なければ、7位Tになり古閑選手が優勝しても「賞金女王」になれました。
また、前日1位の宋選手、2位の上田選手、当日17番まで1位の全 美貞選手、同じく18番でBirdie チャンスを得た不動さんが「優勝」すれば李 知姫選手の「賞金女王」が確定した訳です。
ところが、既にご案内の通りまさか、まさかの展開で先に6Underで上がった古閑選手に1打差の「賞金女王」が転がり込んでしまったのです。
もし、18番でそれぞれ「1打」つめて、全 美貞選手がBogeyで、不動さんがParで上がり、古閑選手と3人のPOとなって古閑選手が制して「優勝」したのであれば、古閑選手も李 知姫選手も皆さんが古閑選手の「賞金女王」を納得することができたのではとも思いますが・・・・ 〜〜Golfの「1打の重み」がヒシヒシと感じられる出来事でした〜〜
また、前日まで1位の宋選手、2位の上田選手もどうしたことか、最終日はそれぞれOver Parで迫力を欠いてしまいました。
宋選手は今回初日からTopを維持され、また、昨年は最終日に65を出して一挙に3位へ上がった相性の良いCourseなのに、今回は体調が思わしくなく4日目はかなりきつかったようでした。
上田選手も渡米帰りで今回は3日目2位に上がり、日本の公式戦初勝利と昨年は「あと1打」の不足と宋選手、三塚選手の活躍のため5位に甘んじ、「賞金女王」は獲得したものの前年に志保ちゃんが記録した獲得賞金額の記録を上回ることが出来ず、悔しい思いのRevengeが懸っておりましたのに残念でした。
このように「1打の重み」の大きな意味合いが如実に示された今年のLPGA最終戦は私達Fanに大きな興味と興奮を与えて閉幕した次第です。
〜〜〜来Seasonもどんな「1打の重みのDrama」が展開されることでしょうか???・・・・ 楽しみです〜〜〜
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