9月7日 (日) 祝福メッセージ 投稿者 みちお
試合を振りかえって!3日メには・・・
終日最終組のアドレナリンなのか、いつもよりアイアンの飛距離が出てしまったという。「そこから抑えよう抑えようとしてました。でもショートしたりオーバーしたりで」。違和感を解消できないまま、どんどんホールは消化されていく。
そしてもちろんスコアを伸ばしてくる他の選手。そんな状態でも大山に焦りはなかったという。「同組の成田さんや香妻さんが伸ばしていて、キャディーと良い試合なりそうだねなんて話していました」と試合を楽しむ余裕すらあったという。一時成田、そして5組前から猛然と追い上げてきたイナリに2打差まで詰められるも「これで負けたら自分はダメだな。ガンバレガンバレと言い聞かせてやっていました」と、しっかりとバックナインもオールパーでまとめ、最終18番でこの人らしからぬ控えめなガッツポーズで試合を締めくくった。
本人いわくこの大会は「初心に戻れる試合」だという。2009年に左肘を故障し戦列を離れ、約1年ぶりの復帰戦となったのがこの試合だったからだ。「ここの1番に立つとその時のことを思い出しますね」。そして「初心に戻れる試合」は同時に「どうしても勝ちたい試合」ともなった。「復帰してからこの試合はどうしても勝ちたい試合だったので、本当にうれしい」と優勝スピーチで、は満面の笑顔で喜びと感謝の気持ちを語った。(cp)
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